霧島連山の新燃岳で、3日、噴火が発生し、噴煙が火口から上空2300メートルまで上がりました。噴火は現在も継続中で、気象台は、火口からおおむね3キロの範囲で小さな噴石に注意を呼びかけています。

気象台によりますと、新燃岳で、3日午前11時27分と午後1時に噴火が発生し、いずれも噴煙が火口から上空2300メートルまで上がりました。

噴火は現在も継続しているもようで、このあと噴火があった場合、灰は火口から西に流れる見込みで、鹿児島県の霧島市で多量の降灰が予想されています。気象台が発表した降灰予報(速報)では、火口からおおむね3キロの範囲で小さな噴石などに注意するよう呼びかけています。

【画像で見る】新燃岳の降灰予報

噴火警戒レベルは、3の「入山規制」が継続中で、火口からおおむね3キロの範囲で大きな噴石に、おおむね2キロの範囲で火砕流に警戒を呼びかけています。