27日に開催されるクイーンズ駅伝(全日本実業団対抗女子駅伝)の前日会見が26日に行われ、前回優勝した積水化学の新谷仁美(34)らが出席した。初出場する豊田自動織機の田中希実(23)は今大会について「足元を固めるという点でこの駅伝は大事にしたい」と涙ながらに語った。
会見には前回優勝の積水化学の新谷仁美(34)、資生堂・五島莉乃(25)、JP日本郵政グループ・廣中璃梨佳(22)、ダイハツ・松田瑞生(27)、豊田自動織機・田中希実(23)が出席。連覇を狙う積水化学の新谷は「今回のメンバーは私が入社してから一番強力なメンバー。フレッシュというのは私が入ってしまうので欠けてしまうんですが、経験数としては心強い部分がある」と力強く語った。
24日に22歳の誕生日を迎え初レースとなる廣中は「楽しむ気持ちを持って、チーム全員としてやれることはやってきたので自信をもって走り抜きたいです」と笑顔を見せたが、次に向けてどうステップアップしたいかと質問されると「今年は今年なりに色々な経験が出来たなと感じています。次は駅伝だってなった時になぜか、後ろは向いてないんですけど前を向けて無いっていう状況が続いていて」と涙ぐんだ。
つづけて廣中は「正直いろんな思いがありながら、つらいことの方が正直多かったと思います。でもそういうときに同期だったり、チームメイトが本当に支えてくれて、この駅伝に帰ってこれたことが私自身、ひとつ大きな一歩だったかなと思います。なのでもっと強くなった廣中璃梨佳で世界の舞台に帰ってこられるように、自分の転機になるような走りにしたいなと思っています」と涙ながらに話した。
今大会に初出場する豊田自動織機の田中は「私は世界を見据えた取り組みをしてきて、そこを見すぎていま足元がぐちゃぐちゃになっているので…」と涙をぬぐい、「いまどこに向かっていいのか分からない状態なので、もう一度足元を固めるという点でこの駅伝は大事にしたいと思います」と語った。
「これまで結果を見すぎたことで人間として大事な何かとか、感謝の気持ちとかはどんどん薄れていくような気がして」と胸の内を明かし、「明日は駅伝だからこそ、それぞれ感謝の気持ちだったり、仲間のためにっていう色んな気持ちをぶつけてくると思うので、私もその気持ちに負けずに自分が持っている感謝とか仲間のためという部分を出していけるような駅伝になるといいなと思います」と意気込んだ。
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