福岡県うきは市で死んでいる野生のイノシシから豚熱の感染が確認されました。
県内では2025年に入って3例目で、県は「経口ワクチンの散布を国と協議しながら調整を進める」としています。

福岡県によりますと8月28日、うきは市の山林で死んでいる野生のイノシシ見つかり、豚熱の感染が確認されました。
8月18日と25日にも久留米市でそれぞれ死んでいる野生のイノシシから豚熱の感染が確認されていて、2025年では今回で3例目となります。

県は8月27日から3日間、1例目の発見場所から半径10キロ圏内に経口ワクチンの散布を実施しましたが、今回、死んでいるイノシシが見つかったのは、1例目の発見場所から約21キロ離れていたということです。
福岡県は、「野生のイノシシ向けの経口ワクチンの散布について、国と協議しながら調整を進めている」としています。