女川港で2日に宮城県内の港としては、今シーズン初めてサンマが水揚げされ、さっそく、秋の味覚が競りにかけられました。

女川港には、2日午前11時半頃、福島県の漁船第11権栄丸が到着し、北海道の東約1000㎞沖の公海で8月30日に獲れたサンマ約75トンを水揚げしました。

今シーズンは、餌となるプランクトンが豊富なこともあり、例年よりも大きめの120gから150gのサンマが多くなっているということです。

第11権栄丸 森田毅漁労長:
「去年と比べると全然形もいいし、脂ものっている。不漁不漁と言われているが、なんとか漁も進められているし、(去年より)今年は若干、量はいいのではないか」

その後、サンマはさっそく競りにかけられ、2日は最も高いもので1㎏あたり450円で取り引きされました。

県内でサンマが水揚げされるのは、今シーズン初めてで、女川港では、2024年よりも10日遅い水揚げとなりました。

競りにかけられたサンマは、早ければ2日にも県内外のスーパーなどで販売されるということです。