先月、長崎県五島市の高校生が食の大切さを学ぼうと授業で育てた早期米の稲刈りを行いました。

4月に田植えを行った「なつほのか」が収穫の時期を迎えました。

五島南高校では31年前から、地域の農家と共に早期米を育てていてこの日は稲刈りを体験しました。

地元の農家の人「こういう風にまず刈ります。」

鎌を片手にお手本の通りに挑戦してみますが…

生徒「だって切れない!ほんまに切れない」

その後、生徒たちは直ぐにコツを掴み2時間で6アールの田んぼで育ったおよそ300キロ分の米を収穫しました。

2年生「やればやるほど面白くなっていくので、いい経験できたなと」

1年生「米を作るのがこんなに難しいってことが分かったから、美味しく食べて欲しいです。」

指導した農家の男性「暑い中でも一生懸命頑張って作ってるんだっていうのを知ってもらって、食べ物のですね、ありがたさを知ってもらえればと思います。」

地元農家の人に教わりながら収穫した米は、学校でおにぎりにして味わうほか、文化祭で地域の人などに販売するということです。