中国で開かれていた上海協力機構の首脳会議が閉幕しました。ロシアやインドの首脳も出席するなか、会議はアメリカを強く意識したものとなりました。
20か国を超える国の首脳が集まるなか、中国が打ち出したのは、アメリカのトランプ政権が全面に出す「アメリカ第一主義」や「保護主義」に反対するというメッセージでした。
習近平国家主席は演説で「上海協力機構は、多国間の貿易体制を支持する」とし、アメリカに対抗する姿勢を明確にしました。
中国 習近平 国家主席
「(上海協力機構の)国際的な影響力は日増しに高まっている」
さらに、加盟国に対し、今年中におよそ400億円の無償援助を約束するなど、中国の存在感を誇示しました。
各国首脳が署名した「天津宣言」には、▼イスラエルとアメリカがイランを攻撃したことに対する強い非難や▼他国の内政干渉への反対など、こちらもアメリカを意識した文言が盛り込まれています。
閉幕後も中国の首脳外交は続き、習主席はきょう、プーチン大統領と会談。
また、北朝鮮の金正恩総書記とも会談する見通しで、両国との結束を確認するとともにアメリカ主導とは異なる、自らに有利な国際秩序をつくりたい思惑があります。
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