中東イエメンの武装組織フーシ派が国連機関の事務所を襲撃し、職員少なくとも11人が拘束されました。

国連のグテーレス事務総長は「フーシ派が8月31日に少なくとも11人の国連職員を拘束したことを強く非難する」との声明を発表しました。即時かつ無条件の解放と、2021年以降に拘束した国連や民間団体の人々も同様に解放するよう求めています。

襲撃にあったのはWFP=世界食糧計画やWHO=世界保健機関などの事務所だと報じられていて、職員の国籍や安否は明らかにされていません。

イエメンでは先週、首都サヌアでイスラエル軍による空爆があり、フーシ派の複数の幹部が死亡していて、フーシ派が警戒態勢を敷いていました。

フーシ派はこれまでのところ、今回の襲撃に関する声明などは出していません。