集中豪雨で被害の出た姶良市の竜門小学校では、地域の住民たちが集まり、プールにたまった土砂を取り除きました。
姶良市・加治木町にある竜門小学校は、集中豪雨で近くを流れる川が氾濫し、土砂が流れ込みました。学校内の児童クラブがある建物は1.5メートルの高さまで浸水し、いまも手つかずのままです。
30日は朝から地域の住民やボランティアおよそ50人が参加し、プールにたまった土砂をスコップで取り除きました。
(卒業生・中学1年)「悲しい。すごくびっくりした」
(住民)「運動場だけかと思った。ここまで水が上がったとは」
(竜門小 西耕治校長)「たくさんの方に来てもらい、非常にありがたい。学校に対する思いを、改めて皆さん持っていると感じた」
竜門小学校は土砂の影響で校庭が使えないため、来月予定している運動会を学校近くの施設で行うことにしています。