9月の電気代と都市ガス代は、政府の補助金が減ることで値上がりします。

大手電力10社は、来月使用分の電気代が今月と比べて全国で値上がりすると発表しました。

例えば東京電力の平均的な家庭の場合、今月より65円高い8132円となります。値上がりの幅が最も高かったのは北海道で、168円値上がりするということです。

一方、都市ガス4社の来月使用分は17円から25円高くなり、例えば東京ガスは平均的な家庭で、今月より22円高い5488円となります。

政府は、電気とガス代の負担を軽減するため、7月から9月にかけて補助金を出していて、特に冷房などで電力の使用が増える8月は、最も手厚く補助していました。

8月に比べて9月は補助が少なくなるため、電気代と都市ガス代が全社で値上がりすることになります。