東京23区で確認された今年の夏の熱中症の死者数が、100人を超えたことがわかりました。

東京都監察医務院によりますと、今年6月からおととい(27日)までに東京23区で熱中症が原因で死亡した人の数が、101人にのぼったことがわかりました。

高齢者の死亡者が多く、▼70代の男女が42人、▼80代の男女が32人、▼90歳以上の男女が11人など全体の8割以上を占めています。

また、屋内で死亡した人は96人で、このうち▼冷房を設置していない部屋などで死亡した人が11人、▼冷房を設置していても使用していなかった人は66人で、合計すると死亡者全体の7割以上を占めています。