ウクライナの首都キーウでロシア軍による大規模な攻撃があり、23人が死亡しました。EU=ヨーロッパ連合の代表部などにも被害があり、非難の声があがっています。
ウクライナでは27日夜から28日にかけてミサイルやドローンを使った大規模な攻撃があり、集合住宅が破壊されるなどして、これまでに23人が死亡しました。
EUの代表部やイギリスの文化交流機関が入る建物も攻撃を受け、損傷しました。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「プーチン大統領は平和への一歩を踏み出すのではなく、弾道ミサイルを選んだ」
今回の攻撃を受け、ゼレンスキー大統領はロシアへの制裁を改めて訴えたほか、アメリカのトランプ大統領は「不満に感じていたが、驚いてはいなかった」とホワイトハウスのレビット報道官が明らかにしました。
こうしたなか、ゼレンスキー大統領は、アメリカやヨーロッパの国々が提供を検討する「安全の保証」について、来週には全体の枠組みが文書化されるとの見通しを示しました。
「安全の保証」をめぐっては、ヨーロッパの有志国が地上部隊の派遣を検討する一方、アメリカは防空面で支援する意向を示すなどしていて、各国の役割や関与の度合いが焦点となっています。
29日にはニューヨークで、ウクライナの大統領府長官らとアメリカ側の会談が行われる予定で、「安全の保証」などについて協議するとみられています。
注目の記事
強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

「保険が不正使用されている」記者に詐欺電話 “だまされたふり”続けるとオンラインで事情聴取 警察官姿の犯人が… 詐欺手口の全貌は

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本









