富山労働局が29日に発表した富山県内7月の有効求人倍率は1.52倍で、前月から0.02ポイント上昇しました。上昇は7か月連続です。

県内の7月の雇用情勢は前月と比べ有効求人数が1.5%増の2万3500人、有効求職者数は0.1%減の1万5453人、よって有効求人倍率は1.52倍と0.02ポイント上がり、7カ月連続の上昇となりました。
全国の有効求人倍率は前月と同じ1.22倍でした。
産業別の求人数は卸売業や小売業、建設業などが増加した一方、金融業や保険業などが減少しています。
富山労働局は「求人が求職を上回って推移しているものの、物価上昇が雇用に与える影響に引き続き注意が必要」と3か月連続で同じ判断をしています。