2025年度、仙台市や富谷市の公園などで車止めの金属製のポールが相次いで盗まれている事件についてです。
仙台市は、市内の公園での被害総額が約650万円に上ると明らかにしました。

この事件は、仙台市や富谷市の公園、それに仙台市内の会社などで、今年度に入ってから車止めの金属製ポールが相次いで盗まれ、警察が転売目的の窃盗の疑いで捜査しているものです。

このうち、仙台市では、2025年6月16日から8月27日までに市内39か所の公園で合わせて108本のポールの盗難が確認されているということです。

内訳は、青葉区が10か所で35本、宮城野区が3か所で5本、若林区が5か所で13本、太白区が13か所で36本、泉区が8か所で19本で、全ての区で被害が出ています。

ポール1本を新たに購入するには約6万円かかり、被害総額は約650万円と試算されています。仙台市は、パトロールなど通じて市内全ての公園について9月中に被害の有無を確認し、被害があった公園ではポールの再設置を進める方針です。