薬局では慢性的な“薬不足”

しかしここ数年、風邪薬などの薬不足は続いているといいます。

半年前、インフルエンザが流行した際の取材では、棚には「入庫困難」の札が多くかけられていました。きょうは、その札はかけられていませんでしたが…

(大橋さん)
Q.薬不足は解消された?
「まだ変わらずです。少しましになったものもあるが、ないものは変わらず足りていない状態」
Q.どんな薬が足りない?
「咳止め。入ってきていないので、ほとんど使っていない状態」
Q.咳止めを処方するときはどうする?
「他の咳止めで対応しています」
Q.やりくりできている?
「なんとか今のところギリギリ…」

さらに、大島薬局に薬を納めている医薬品卸売業者の男性は…

(医薬品卸売業者)
「これから冬に向けて、またコロナの波が来ると、ますます薬が足りなくなるので在庫を貯めていきたいですが、なかなか貯まらない状況」

慢性的な薬不足の中、さらに感染が拡大すれば、必要な人に薬が届かなくなる可能性も考えられます。それを防ぐためには?

(薬剤師 大橋さん)
「自分で健康を守っていくことですね」