熱中症特別警戒アラートが発表された際に暑さをしのぐ「クーリングシェルター」に、沖縄市の喫茶店などが指定されました。民間の小規模店の指定は県内初です。

クーリングシェルターに指定されたのは沖縄市中央の一番街にある「ゆんたく珈琲店」と「ハンドメイド華」の2店舗で、28日、市の担当者が訪れ協定書を確認しました。

クーリングシェルターは、熱中症特別警戒アラートが発表された際に誰でも利用できる冷房が効いた無料のスペースで、市は昨年度、消防署や市役所などの公共施設10か所を指定ていましたが、今回、市民が暑さをしのげる場所を更に増やそうと、民間の施設も活用することになりました。

▼店舗の管理責任者
「通る方に無料で冷たいお水もさしあげますので、どうぞ涼みにいらしてください。普段からそういう風にやっていたんですよ」

▼利用者
「汗をかいたものだから、ここで涼みながら飲んでます。助かってます。本当に」

市によると、小規模店が「クーリングシェルター」として活用されるのは県内で初めてです。