長野県御代田町で、92歳の男性が運転する乗用車が、駐車中の車に接触した後、さらに前方の石垣に衝突し、男性が大けがをしました。

佐久警察署によりますと、事故があったのは御代田町御代田の町道で、27日午前11時ごろ、近くに住む92歳の無職の男性が運転する乗用車が、道路左側に駐車していた車の右側後部のバンパーに接触した後、そのまま20~30メートルほど直進し、丁字路交差点の先にあった石垣に衝突しました。

この事故で、男性が、胸の骨を折る大けがをしました。

現場は、御代田中学校に近い、住宅街を通る、幅およそ7メートルと5メートルの町道が交わる信号機のない丁字路交差点で、男性が運転する乗用車は、幅およそ5メートルの町道を、交差点に向け走っていました。

衝突された車の持ち主が110番通報した際には、男性はパニック状態になっていたということで、警察では、男性の回復を待って話を聞くなどして、車に接触後も走り続けた状況などを調べることにしています。