半導体の受託製造で世界最大手のTSMCの機密情報を不正に取得したとして、元従業員ら3人が起訴されました。

台湾高等検察署によりますと、国家安全法違反の罪などで起訴されたのはTSMCの元従業員ら3人で、最先端の半導体についての機密情報を不正に取得したということです。

このうち1人はTSMCから日本の半導体製造装置大手の東京エレクトロンの子会社に再就職していたということで、TSMCで顔見知りだった別の被告2人に働き掛けて機密情報を入手したとされています。

検察は3人に対し、懲役7年から14年を求刑する方針です。