がん検診の受診率向上につなげようと、高知市の専門学校生のイラストがプリントされた検診車がお披露目されました。
新しいデザインがお披露目されたのは高知県総合保健協会の胃がん検診車です。デザインしたのは龍馬デザイン・ビューティ専門学校の岡本奈々(おかもと・なな)さん。標語の活用などが評価されて63作品の中から最優秀賞を受賞し、採用されました。「健康」という意味を持つ花や、命をつなぐリボンなどが描かれていて、「自身や家族をがんから守るきっかけになってほしい」という思いが込められています。

県によりますと胃がんは県内で最も患者が多いがんですが、40代から50代までの2023年度の受診率は40.7%と、5つあるがん検診のうち最も低いということです。
(龍馬デザイン・ビューティ専門学校 岡本奈々さん)
「健康的な未来につながっているようなデザインをイメージして作ったので、がん検診を受けてほしいなという思いで作成しました。症状とか、どういった感じで発症するのかをもっと深くいろいろ知ってほしいなと思います」
新デザインの検診車は早速28日に佐川町で検診を行うということです。














