教職員の不祥事を防ごうという研修会が高知県土佐市の小学校で開かれ、教員たちが原因や対策を話し合いました。
土佐市の蓮池小学校で開かれた研修会には教員17人が参加しました。土佐市の別の小学校で起きた教諭による児童盗撮事件を受けた不祥事防止の研修会で、教員同士による話し合いの場が設けられました。不祥事の原因について教員らからは「孤独感があり誰にも相談できないまま自分の教室を自由にできると間違えて捉えてしまう」などといった意見があがり、「心理的な抑止力や風通し、見通しの良い学校作りが必要」などの声が出ていました。

このあと教員たちはグループに分かれて教室やトイレなどにカメラが設置されていないか点検していました。
(3年生の担任)
「隣のクラスの先生と相談することが大切に思った。一人になる時間を減らしていければと思う」
(4年生の担任)
「子どもたちを守らないといけない立場に教師はあるので、子どもたちの安全や安心を守りつつ、自分たちのプライベートも大事にしながらストレスを発散して(不祥事防止に)つなげたい」
蓮池小学校では点検の回数を増やすなど今後も不祥事対策の取り組みを強化していくとしています。














