福岡県北九州市の保育施設で8月25日、4歳の男の子が指をセアカゴケグモにかまれました。
男の子は医療機関を受診し、これまでに症状はでていないということです。
園庭で園児が発見

北九州市によりますと8月25日、戸畑区の保育施設で、園児が園庭でセアカゴケグモ1匹を発見、施設の虫かごに入れて下駄箱の上に置きました。
その後、子供を迎えに来た母親と一緒に訪れた4歳の男の子が、下駄箱の上の虫かごに手を入れ。右手の中指をかまれたということです。
翌日、保育施設から保健所に「園内で幼児1人がセアカゴケグモにかまれた可能性がある」と連絡がありました。
重症化するとけいれんや吐き気・呼吸困難

セアカゴケグモは体長1センチほどの毒グモで、背中に赤色の帯状の模様がみられるのが特徴です。
噛まれると痛みや腫れなどが起き、重症化するとけいれんや吐き気呼吸困難などの症状を引き起こします。
咬まれた男児は咬まれた当時軽い痛みがあり、翌日医療機関を受診しましたが、これまでに症状はでていないということです。