そばの栽培がさかんな盛岡市薮川のそば畑で、そばの花が見ごろを迎えています。

盛岡市薮川といえば、冬となれば「本州一極寒の地」としてたびたびニュースに登場する冷涼な土地です。
盛岡市の市街地より標高が高いため、夏も気温が低く、稲作には向かないことから、主にそばを育てています。

こちらの畑では7月中旬に種まきが行われ、現在21ヘクタールの農地一面に小さく可愛らしいそばの花が咲き誇り、見ごろを迎えています。

手前に電気柵の電線があります

畑の周囲にはシカ対策の電気柵がありますから、気をつけて下さいね」と声をかけられ、写真撮影時には少し腰が引けています。

かわいらしいそばの花を愛でたあとは、向いのお蕎麦屋さんへ。
向かいの農園で採れたそばを石臼で製粉しているそうです。

「ざるそば」をいただきました。なるほど、のどごしが良く、おいしかったです。

こちらのそば畑では9月下旬ごろに収穫が始まり、10月には向かいのお店で新そばが味わえるということです。