次世代を担う中学生に海に関わる仕事に関心を持ってもらおうと26日、宮城県気仙沼市内の造船会社で見学会が開かれました。

見学会が開かれたのは、気仙沼市朝日町の「みらい造船」で、気仙沼市立面瀬中学校の1年生39人が参加しました。2015年に設立されたみらい造船は東日本大震災で被災した5社が合併した造船会社で、大型漁船などの建造や修理を行っています。

見学会では、担当者から海上の船を台座で持ち上げレールを使って工場へ動かす国内では3社にしかないリフトについて説明を受けました。生徒は船を建造する際に使用する鉄板に触れたり、建造している様子を間近で見学したりして、造船会社の仕事に関心を深めているようでした。
参加した生徒:
「東日本大震災からの復興で大きな造船所ができたことを知り、すごいと思った。(将来は)船をつくったり、修理をすることをやってみたい」

この見学会は次世代を担う中学生に海に関わる仕事に関心を持ってもらおうと東北運輸局が毎年、開いています。














