松浦貯蓄共済協同組合の破産手続き開始決定をめぐる松浦市議会の全員協議会が26日に開かれ、議員からは松浦市の責任を問う声が相次ぎました。

市議「経営状況っていうのは全然わからなかったんですか?」

市議「ちゃんと監督権限を発動すべきじゃないですか?」
「松浦貯蓄共済協同組合」への松浦市の対応を巡り開かれた26日の全員協議会。

組合は組合員などからの出資をもとに松浦市内の業者に事業資金を貸し付けていましたが業績の悪化を理由に裁判所に破産を申し立て、7月に破産手続き開始の決定を受けています。

監督官庁であり2020年には2500万円の貸し付けを実行した松浦市に対し、議員からは責任を問う声が相次ぎました。


友田松浦市長「貸し付けたことによって生じているこの結果責任はあると思います。しかしその責任を果たすためには滞っている貸付金の回収をしっかりとする」
松浦市議会は今後、市民の意見も踏まえながら定例議会などで松浦市のこれからの対応や責任について追及を続ける方針です。














