夏休み中の親子が、高校生と一緒にマフィンを作りました。地産地消などを楽しく学べる農業高校の取り組みです。
この料理教室は幡多農業高校2年生活コーディネート科の7人が子どもたちに地産地消や食品ロスの削減に興味を持ってもらおうと課外授業の一環として開催しました。午前と午後の部に合わせて18組、46人の親子が参加。学校で育てたコメから作られた米粉や、形が悪く捨てられてしまうイチゴから作られた手作りのイチゴジャムを使ったマフィンの作り方を学びました。卵、砂糖、植物油を泡だててかき混ぜたものに米粉やベーキングパウダーを加えて生地を作ります。できた生地を型に入れてイチゴジャムをはさみこみ、180度のオーブンに入れます。
20分ほどでイチゴの米粉マフィンが焼き上がりました。出来上がったマフィンはその場での試食や、自宅に持ち帰ることができます。
「高校生たちが優しく関わってくれて楽しかったです」
「思ったより作るのが簡単で楽しかったので、家でも作りたいと思いました」
(生徒は)
「地元で作られたものを使って、こうやってマフィン作りをすることの大切さをみんなに教えることができたと思うし、親子で楽しく料理教室ができたと思います」
幡多農業高校では12月にも食に関するイベントを計画していて食の大切さを広める機会になればとしています。














