オンラインゲームやSNSをきっかけに犯罪に巻き込まれる若者が増えていることを受け、山口県山陽小野田市で26日、中高生や大学生が被害を防ぐためのガイドラインを作りました。

山陽小野田署が少年リーダーズサミットを開き、中高生や大学生、33人が参加しました。参加者はオンラインゲームの相手から、性的な写真を求められたときの対応などを話し会い、「個人情報を見せない」など被害を防ぐための「ガイドライン」をまとめました。

参加した中学生
「これから自分がどんな感じで気をつければよいのかというのを見つけることができました」
参加した高校生
「きょう、話し合って決めたルールを全校集会などで発表して、全員、一人一人が心がけてもらえるように伝えていきたいです」

県内では先月、オンラインゲームで知り合った相手に10代の少女が誘拐される事件も起きています。

山陽小野田署 生活安全課 山本康嗣 課長
「オンラインゲームの陰に潜んでいる落とし穴、どんなものがあるのかということを分かってもらって、それで安全にゲームを楽しんでもらえればいいのかなと」

ガイドラインは参加者がそれぞれの学校に持ち帰り、防犯活動に役立てるということです。