福島県内の高校生の海外研修などを支援する「福島県グローバル人材育成基金」に、一般財団法人ふくしま未来研究会が、25日、200万円を寄付しました。

受納式では、ふくしま未来研究会の南一美代表が、「未来を担う高校生が海外で多様な価値観にふれることで大きく成長することを期待します」と述べました。これに対し、県教育委員会の鈴木竜次教育長は「様々な経験を持ち帰り、地域に還元できるような人材の育成に活用したい」と感謝の言葉を述べました。

この基金は、県内の高校生の海外研修等を支援する目的で、去年県が創設しました。今年は1期生30人をアメリカなど14か国に派遣します。補助額上限の目安は1人50万円で、県教育委員会では、今後も制度の周知に努め、様々な課題に取り組んでもらえるように参加希望者の幅を広げていきたいとしています。