出入国在留管理庁は、日本で起業などをする外国人向けの在留資格「経営・管理」の取得条件について、資本金などの要件を現在の6倍に当たる「3000万円以上」に引き上げることなどを盛り込んだ改正案を取りまとめました。
日本で起業などをする外国人向けの在留資格「経営・管理」は、日本国内に事業所を持っていて、「資本金などが500万円以上」または「2人以上の常勤職員」などの要件を満たせば、最長5年間、滞在が可能となり、家族も帯同することができます。
「経営・管理」は海外の起業家らを呼び込み、日本の国際競争力を高めるための在留資格でしたが、外国に比べ要件が緩く、悪用を懸念する声が上がっていました。
こうした中、出入国在留管理庁は資本金などの要件を現在の6倍の「3000万円以上」に引き上げるとともに、▼「経営・管理の経験が3年以上、または経営・管理に関する修士相当の学位を取得していること」▼「1人以上の常勤職員」▼「中小企業診断士などによる新規事業計画の確認」を新たに求める改正案を取りまとめました。
入管庁によりますと、「経営・管理」で在留している人は昨年度末でおよそ4万人ですが、そのうち新しい要件をすべて満たしているのはおよそ4%以下だということです。
「経営・管理」の在留資格をこれまでに取得している人で施行からすぐに更新がある場合、新しい要件に合わせるのは「現実的に難しい」として、入管庁は「配慮しなければならないと考えている。具体的な運用の仕方は今後決めていく」としています。
今後、パブリックコメントなどを実施したうえで、今年10月上旬ごろに正式に決定し、中旬ごろに施行する方針です。
注目の記事
“東北の麻薬王”と呼ばれた密売人(72)「最後にしようと思って」法廷で明らかにした引退理由とは【裁判傍聴記・前編】

「現場に慰霊碑を」飲酒運転の車にはねられ受験生死亡 母親が献花 福島・郡山市

【桂川に新幹線が通る?】北陸新幹線の小浜・京都ルート『桂川案』急浮上のワケ…自民・維新の“唯一の一致点” 延伸ルート案絞り込みは最終局面へ 仏教会は「千年の愚行とならぬよう…」懸念は払拭されるのか

“クマと2、30秒間引き戸越しに格闘” 買い物から帰ると父親の寝室からクマ顔出す 袋入りクラッカーやかつお節が食い荒らされる 同じ家に1週間で3日出没 岩手・雫石町

10歳男の子が流された…有明海に消えた“黄色いゴムボート”「とっさの判断」長年の勘で走った海の男に感謝状

「苦労が多いが報われないのも原因」 深刻な外科医不足 20年後には半減の推計も 大学病院が始めた新たな挑戦 山梨大学医学部附属病院









