青森県弘前市で24日、70代の男性がクマに襲われてけがをしたことを受けて、現場近くにある小学校付近では教職員らが警戒する中、子どもたちが登校しました。
24日弘前市大和沢で70代の男性がクマに襲われて、肩や手首にけがをしました。
この地区では7月も農作業中の女性がクマに襲われる被害があり、警戒が続いています。
近くにある大和沢小学校は25日が夏休み明け初日で、午前7時過ぎから、教職員や保護者がクマ除けスプレーを片手に、登校する子どもたちを見守りました。

中には、子どもを車で送る親の姿もみられました。
※保護者は
「襲われることは聞かなかった。怖い子ども1人では歩かせられない」
※校長
「子どものこと考えると登下校を配慮しないといけない。しばらく保護者送迎の登下校を継続したい」

弘前市教育委員会は24日の被害を受け、市内にある32の小学校と16の中学校に注意を呼びかけています。