山口市阿東地区の直売所で24日、リンゴの販売が始まりました。ことしは水不足で、小ぶりながらも味の濃い実が育っているということです。
村本りんご園の直売所の店頭には、収穫時期を迎えた「津軽」が並び、初日からリンゴを求めて30組以上が訪れました。
リンゴを購入した人
「リンゴってもうちょっと寒い時期なのかなと思ったんですけど、でもうれしいというか楽しみな感じ」
村本りんご園は、西日本最大級のリンゴの産地、山口市の阿東地区でおよそ30品種を栽培するりんご園です。ことしは暑さで実の成熟が早まり、5日ほど収穫を早めました。梅雨が短く水が不足した影響で小ぶりになりましたが、味は濃くなっているということです。
村本りんご園 村本佳寿さん
「リンゴの方は、病気も虫の害もなく、きれいに育っているかなと思います」
直売所での販売は、毎週水曜日と日曜日に行われます。