◇8月24日(日)福岡ソフトバンクホークス(1位)vs北海道日本ハムファイターズ(2位)/エスコンフィールド北海道/午後2時 試合開始
8月22日からの日本ハムとの天王山は痛恨の連敗を喫した。だが24日の試合に勝てば優勝へのマジック「27」が点灯する。3連敗は絶対に避けなければならない。負けると日本ハムが0.5ゲーム差に迫ってくる。真夏の大一番と言っても過言ではない重要な一戦は、防御率リーグトップのモイネロに託された。
◇RKB野球解説者・秋山幸二氏の視点「見ごたえ十分の試合になることは間違いない」
24日の試合について、ソフトバンク元監督で、RKB野球解説者の秋山幸二氏は「『投手戦』になるだろう。モイネロと伊藤の両エースによる投げ合い。前回、8月10日も大接戦の良い試合だった。(8月10日 〇ソフトバンク1-0日本ハム● 両投手ともに完投)。
ソフトバンクにとって良いデータを挙げるなら、今季日本ハム戦で6戦4勝負けなしのモイネロが、その4勝のうち3勝をエスコンフィールドでマークしていること。対して、伊藤はエスコンフィールドでの成績が良くない(防御率4.36で2勝4敗)。とは言え、データ関係なく、締まった良い試合が見られるはず」
そもそも今季全体の防御率が1.13と驚異的な数字を残すモイネロだが、対日本ハムとなると、1.02とさらに良化する。一方の伊藤はエスコンフィールド以外の球場では、防御率1.66で10勝2敗と圧巻の成績を残すだけに、ホーム球場を苦手にしていることがわかる。
また『打線』について秋山氏は「両チームとも良い状態」だと話す。あえて注目するなら『近藤健介』だと言う。
「最近の近藤は打撃の調子が下降気味に見えるが、伊藤との相性はかなり良い(今季打率.571、通算でも.395)。近藤が得意にしている伊藤を打ち崩すことができれば、当然チームの勝利につながる。ただ先ほども話したように、基本的には接戦になると考えている。小久保監督、新庄監督ともにどんな作戦で「1点」を取りに来るのか注目したい」
ソフトバンクが勝って今季初の優勝マジックを灯すか、2位の日本ハムが3タテでゲーム差を0.5とするか。天王山第3ラウンドは午後2時にスタートする。
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