明治安田J1リーグ・アルビレックス新潟は23日、ホーム・デンカビッグスワンで鹿島アントラーズと対戦。マテウス モラエスのゴールで追いつくものの、終盤に勝ち越しを許し、1対2で敗れました。

試合は立ち上がりに動きます。前半4分、新潟はパスミスを鹿島MFエウベルに拾われると、最後はFW鈴木優磨に決められて失点を許します。

その後も鹿島に押し込まれる時間帯が続きますが、なんとか守った新潟は、前半17分でした。こちらも相手のパスがずれたところから、拾ったFWブーダがシュートを放ちますが、相手にブロックされます。それでもこぼれたところにMFモラエスが詰めて、同点に追いつきます。

ボールを握ってチャンスを作りたい新潟ですが、29分には相手ゴール前からロングカウンターを受け、鹿島FW田川亨介にドリブルで持ち込まれますが、新潟のDF舩木翔がスライディングで防ぎ、ピンチをしのぎます。

1対1で迎えた後半も鹿島に押し込まれる時間が続きますが、守り続ける新潟はカウンターからFWブーダを中心にゴールに迫るものの、勝ち越すことができません。
新潟は34分、途中出場のMF島村拓弥からのパスを受けたMF長谷川元希がシュートを放ちますが力なくキーパーにキャッチされます。

消耗戦となり、互いに大きな展開が増える中、試合が動いたのは42分でした。クロスから途中出場の鹿島FWレオ セアラに決められ、勝ち越しを許します。

新潟はあと一歩届かず、1対2で鹿島に敗れました。最後に勝ったのは6月15日の横浜F・マリノス戦までさかのぼります。J1残留のために、とにかく、何としても勝利が必要です。