福島県いわき市に本店があるひまわり信用金庫は22日、客の個人情報が記載された書類を紛失したと発表しました。

ひまわり信用金庫によりますと、紛失した書類は、2015年4月から2016年3月に客が定期預金を解約した936の個人や団体の定期預金申込書の綴り12冊1667枚です。

書類には、客の名前や電話番号などが記載されていて、今年7月の内部監査で紛失が判明したということです。

紛失した書類は、いずれも同じ支店のもので、去年3月の廃棄作業の際に、誤って廃棄したとみられていて、信用金庫によりますと、外部に流出した可能性は極めて低いとしています。

また、これまでに客の情報に関する問い合わせや苦情はなく、不正に利用された事実も確認されていません。

ひまわり信用金庫は、「情報管理態勢の強化に努め信頼回復と再発防止に向けて全力で取り組む」としています。