オリオンビールは東京証券取引所に株式を上場すると発表しました。
売り出し総額は最大でおよそ192億円規模になると見られます。
オリオンビールが株式を上場するのは東京証券取引所に3つある市場のうち最上位にあたる「プライム市場」で、県内製造業としては初めての上場となります。
上場予定日は来月25日で、有価証券届出書によりますとオリオンビールの発行済み株式数は4081万3400株で、このうちおよそ半数にあたる2167万2400株を売り出します。

1株あたりの想定売り出し価格は770円で、需要に応じて追加で売り出す分も含めると売り出し総額は最大でおよそ192億円規模になると見られます。
オリオンビールは2019年に野村ホールディングスとアメリカの投資ファンドカーライル・グループによって買収され、株式上場を目指していました。