長野市が、就業・創業移住支援金に関する納付書2通を、宛名と中身を取り違えて発送し、個人情報が漏洩したと発表しました。

市が誤って発送したのは、首都圏などから長野市に移住して仕事に就いたり、事業を始めたりするなどして、就業・創業移住支援金を受け取ったものの、5年以内に市外に転出したり、退職するなどしたことにより、返還が必要になった人に送る通知と納付書2通です。

市によりますと、担当した職員1人が、手書きで宛名を書いた封筒に納付書などを入れる際に、中身を取り違え、そのまま、7月29日に発送しました。

納付書には、住所や氏名などが記載されていて、封筒を受け取った人から、8月13日にメールで連絡があり、誤りが分かったということです。

市の移住推進課では、発送の際には、複数人での確認作業を徹底するなどして、再発防止に努めるとしています。