気象庁は8月21日、「高温に関する早期天候情報」を発表しました。北海道、東北の日本海側、北陸地方以外の全国で、暖かい空気に覆われるなどの影響で、8月27日頃から気温はかなりの高温になる見込みだということです。

 気象庁によりますと、「早期天候情報」は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温や低温、降雪量(冬季の日本海側)となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。

東北の太平洋側、関東甲信、東海地方で「10年に1度程度しか起きないような著しいの高温」の可能性

【東北太平洋側】
 8月27日頃から かなりの高温
 基準:5日間平均気温平年差 +2.6℃以上

 東北太平洋側では、最近1週間程度、気温の高い状態が続いています。向こう2週間の気温も、暖かい空気に覆われやすいため、かなり高い日が多い見込みです。

【関東甲信地方】
 8月27日頃から かなりの高温
 基準:5日間平均気温平年差 +2.2℃以上

 関東甲信地方では、最近1週間程度、気温の高い状態が続いています。向こう2週間の気温も、暖かい空気に覆われやすいため、かなり高くなる見込みです。

【東海地方】
 8月27日頃から かなりの高温
 基準:5日間平均気温平年差 +1.8℃以上

 東海地方では、最近1週間程度、気温の高い状態が続いています。向こう2週間の気温も、暖かい空気に覆われやすいため、かなり高くなる見込みです。