決勝までの時間、父と一緒に、自身の泳ぎを入念に確認していた平良。勝負の決勝で平良は6レーン。5レーン、4レーンの選手に先行されますが、後半の25mでは調子が良かったころの泳ぎができました。結果は…

予選から1つ順位を上げ、3位でメダルを死守。それでもタイムは自己ベストに及ばず、26秒01。レース後、涙がこぼれました。

平良吏美華選手:
「なかなかベストが出なくて苦しかったけど…それよりも、周りの期待に応えることができなかったっていう気持ちがあって…悔しいです」

懸命にもがいた娘に父は…

父・俊晴さん:
「楽しいのに、プレッシャーと色々感じていると思うんですけど…」「一流選手になってもらいたい。僕もまた(指導者として)成長して次につなげたいと思います」

「娘に成長させられています」

親子で同じ目標に向かう日々は来年も続きます。悔しさを力に変えると誓ったインターハイとなりました。