主食用米高騰の影響で酒米の値段も上がっていることから県酒造組合は20日、酒米購入に対する支援を知事に要望しました。

20日午前、県酒造組合の久慈浩介会長らが県庁を訪れ、達増知事に要望書を手渡しました。県酒造組合によりますと、今年は主食用米の高騰を受けて酒米の値段も上がっています。酒米は日本酒の製造原価の半分を占めていることから、酒蔵経営への影響は甚大です。要望では県内の酒蔵が酒米の仕入れる際の金銭的な補助を求めています。これに対し達増知事は「県として必要な対策を講じ国に対しても抜本的対策を求める」と支援を約束しました。