連日多くの登山者が訪れる富士山五合目で、山梨県警が初めて製作したオリジナルの和菓子を配り、山岳遭難の防止を呼びかけました。

この啓発活動は富士吉田警察署などが行ったもので、8月17日は署員らが富士山五合目を訪れた多くの登山者に、初めて製作したオリジナルのどら焼きを配りました。

どら焼きには『装備・計画・登山届 安全の「あん」』といった焼き印が押されていて、登山者に無理な登山計画を立てないよう注意を呼びかけたほか、服装や装備品の確認も行いました。

富士吉田警察署 大澤郷地域課長「富士山は決して安全な山ではなく、登山をするにも過酷な状況が強いられてきます。万が一何かがあったときのために登山届をしっかり出していただいたうえで、安全に登山を楽しんでいただきたい。」

なお今年の夏山シーズン中に、富士山の山梨県側では、すでに2人の男性が死亡しています。