■「生理のことを全然知らないまま成長した世代」カンニング竹山さんが思うこと

小川彩佳キャスター:
授業では、こんなクイズも出されました。「いわゆる多い日にはナプキンを2~3時間おきにかえている。YESかNOか」というクイズなんですが、竹山さんわかりますか?

カンニング竹山さん:
これはYESですね。

小川彩佳キャスター:
これはYESですね。授業を終えて生徒たちは、「生理の痛みはわからないが、気持ちがわかってあげられるように努力する」「パートナーが出来たら生理を気づいてあげられるようにしたい」というコメントも残して下さっています。素敵なコメントですね。

カンニング竹山さん:
そうですね。ちゃんと生徒たちが授業を受けた後にこういう考えが出てくるということは良い授業だったし、やってよかったんだろうなと思います。

僕は1971年生まれですけど、中学ぐらいのときに女子は体育館に集められて暗幕貼られて、男子は近づくなと。「何やってるの」と聞いたら先生に怒られる時代でしたから。生理のことを全然知らないまま成長したから、結局それでちょっかい出すとか余計な事を言うとか、ふざけるとかいうことになるので、今の時代はちゃんと早めにきちっとした授業を正しく教えて相互理解していかないと。

世の中、男性とか女性とかLGBTQの問題もあって「色んな考え・生き方をみんな協調し合って生きましょう」という社会をつくろうとしているわけだから。女性のことに対しても若い時からきちんと正しく教えて、みんなで理解し合うという社会をつくるのがこれからじゃないですか。

小川彩佳 キャスター:
それと性教育というのは家庭で様々ですよね。どこまで教えているのかということも含めて。ですから、教育現場で教えてくれるというのは大きいなと。

カンニング竹山さん:
それはまず大きいと思いますね。親からすると、将来どうやって教えるのかというのがあると思うんですよ。

小川彩佳キャスター:
子ども2歳なんですけど、もうすでに困っています。どの時点で教えようかと。

カンニング竹山さん:
友達の家とかでも、すごく教えていた家庭と全然言わなかった家庭があった。学校と家庭とで両立すれば1番いいですけど、今まで学校でさえ教えてくれなかったから、こういうのが動くといいと思います。