女性とっては身近な「生理」ですが、男性だと分からないことがたくさんあります。こうした「生理」の理解を深めるため、11月21日、男子高校生たちに向けての特別授業が開かれました。
■男子校で「生理」の特別授業 同年代が抱えるリアルな話に生徒が感じたことは…
真剣な表情で話を聞く高校生たち。女子生徒がいない東京都内の男子校で、産婦人科医たちを招いた「生理」の特別授業が開かれました。

産婦人科医
「女性のカラダは約1か月に1回、子宮内膜が剥がれて出血と一緒に外に出るのが生理です」
授業に参加したのは高校2年生の157人。
生徒
「でかくない?」

男子生徒にとっては、なかなか見る機会がないナプキンを手に取ってみたり…
SOWAKAクリニック 竹元葉院長
「痛みで辛い思いをしている方は、高校2年生や3年生の頭からピルを飲んで生理をうまくコントロールして受験に被らないように」
同年代が抱える“リアル”な話もありました。特別授業を終えて生徒たちは…
男子生徒
「生理の途中にイライラしたりするのは知っていたが、生理が起こる前からカラダに異変があることを知れて良かったと思う」
「(血が)カラダの一部と一緒に出てきているのは知らなかった。痛そうだなと思って。女性が困っている時に少し声をかけてあげたり、少しでも寄り添ってあげたい」
学校に生理の授業がないわけではありません。しかし、生理がない男性が理解するのには、学校の授業は十分ではないと竹元医師は指摘します。

SOWAKAクリニック 竹元葉院長
「生理との向き合い方が多様化している時代なので、それもリアルタイムで若い人たちに知ってもらうには、指導要綱をこえた情報をあげられる機会がないと難しい」














