終戦80年を迎えた15日、平和を願う音楽のイベントが広島市の原爆ドームのそばでありました。

おりづるタワーで開かれたイベントには、広島ゆかりのアーティストたちが集まりました。

今から110年前、県の物産陳列館として誕生した原爆ドームは、チェコの建築家、ヤン・レツルが設計しました。その功績をたたえ、広島の歴史と平和への思いを発信しようと、初めて開かれたイベントです。

フィナーレを飾ったのは、三次市出身のヴィオラ奏者・沖田孝司さんと、妻の千春さんです。

ヴィオラ奏者(三次市出身)沖田孝司さん
「この場所にいて、皆さんと同じ空気を吸って、時間を共有することが大切」「あした新しい何かがあればいい」

今後も毎年、音楽を通じたイベントを開くとしています。