15日、終戦から80年です。山口県山口市の山口サビエル記念聖堂前ではおよそ30人が集まり、鐘の音に合わせて平和を願いました。
県ユネスコ連絡協議会が毎年実施しているものです。鐘はキリストの生誕2000年をきっかけに世界5大陸に設置された「大聖年の鐘」で、アジアでは山口にしかないといわれています。参加者は平和宣言を読み上げ、鐘を鳴らしました。
参加者
「世界が平和になるようにっていう思いを込めて鐘をつきました。私たち新しい世代がどんどん後の世代にこういう怖いことが日本にもあったんだよってことが伝えられるようにしたいです」
県ユネスコ連絡協議会研修部会 有田幸永 部会長
「平和を思って行動してくれている人たちがいるということが大切なので、私たちも自分たちが惨禍に巻き込まれることなく、世界が平和になるように行動し続けていくことが大切だと思います」
正午には記念聖堂で終戦記念の鐘が鳴らされ、参加者は平和への思いを新たにしていました。