きょう8月15日は終戦の日です。終戦から80年を迎え、東京では全国戦没者追悼式が開かれ、高知県内からは53人の遺族が参列しました。
東京の日本武道館で開かれた全国戦没者追悼式。正午の時報を合図に1分間の黙とうが行われた後、天皇陛下がおことばを述べられました。
「再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民とともに心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」

その後は石破総理や各都道府県の遺族が献花を行い、参列した県内の53人を含む3358人の遺族が戦争の犠牲になったおよそ310万人を追悼しました。厚生労働省によりますと、参列予定の遺族のうち配偶者が4年ぶりにゼロだったほか、戦後生まれが53.2%と初めて5割を超えました。