「マジシャン拓海」もう一つの顔
そんな金関さんには、マジシャンとは違う、もう1つの顔があります。その半生を語ってほしいと、講演に呼ばれているのです。

この日は、経営者たちの集まり。みな、金関さんの生き方に感心しきりです。
(主催者の男性)
「年齢じゃない、苦労された分だけ若いころに、余計なんでしょうと思います」

(経営者の男性)
「2年ほど前に知り合ったけど、こういう経験をされているとは思わなくって、見事だなぁと」
「マイナスのエネルギーをプラスに変えていく凄さにびっくりした。彼なら変えられるんじゃないかな、日本を」

「自殺したい」しか考えられなくなった少年時代
何がそこまで惹きつけられるのか・・・包み隠さず語られるのは、金関さんの少年時代です。

(金関 拓海さん)
「6歳から16歳まで祖母の内縁の夫に虐待を受けてまして、小学校からですから、結構きついものがあって」
「当時固いものとかで殴られたみたいで、革靴で顔を蹴られたり、寝ててもすごい勢いでの暴力で、朝6時、7時まで正座、で罵声を浴びせられ・・・そういうような生活をしていると 本当に心が乱れに乱れ切りまして」
「中学校のころ僕が考えていたのが、『自殺したい』、、、それしか僕が考えられなくなっていまして」
