終戦の日の15日、長崎市の護国神社では戦没者を追悼する集会が開かれました。

長崎市の護国神社には、太平洋戦争などで亡くなった長崎にゆかりのある戦没者およそ6万柱が祀られています。神社で開かれた追悼集会には、遺族や関係者およそ40人が参列し、戦没者に黙とうを捧げました。

いとこを戦争で亡くした 江崎清子さん
「母の姉の子どもたちが、全員戦争で死んだんですよ、4~5人死んで。他の兄弟の子も死んでるし。その人たちのおかげで今の幸せができているといつも感謝しています」

護国神社責任役員 栗林英雄さん
「平和で未来永劫つないでいけることを私は望むわけですね。したがって、戦争は絶対に起こしちゃならん。起こされてもいかん。そういう気持ちです」

集会では、海外で戦死した男性の遺書も読み上げられ、参列した人々が、戦没者を追悼しました。