「終戦の日」の15日、戦争や核兵器のない平和な世界を願い、鐘を鳴らす集会が広島市でありました。

広島市中区の平和公園で、15日に行われた黙とう。広島ユネスコ協会が2000年から開いている集いには、協会員や高校生などおよそ50人が出席しました。まず、高校生平和大使や、ユネスコの活動に参加する学生たちが英語や日本語でスピーチしました。
高校1年 斎藤瑞乃さん
「戦後80年が経ち、世界がどれほどの損害を受けたか。多くの人が忘れかけていると感じる」
第28代高校生平和大使 下田梨央さん
「私たち若者が被爆者の思いを引き継ぎ、核のない未来のために、私たちの切実な思いを形にしていきましょう」

戦争や核兵器のない平和な世界の実現に向けた決意などを発表しました。参加者たちは、戦争や原爆で亡くなった人たちを慰霊するため、平和の鐘を鳴り響かせました。