山梨県内の中小企業を対象にした調査で、6月は売上高が増加したと答えた製造業の割合が、前の年の同じ月と比べ大幅に増えたことが分かりました。

この調査は県中小企業団体中央会が県内にある中小企業50社を対象に毎月行っているもので、6月は48社から回答がありました。

その結果、製造業で売上高が「増加した」と答えた企業の割合から「減少した」と答えた企業の割合を差し引いた指数=DI値がプラス5ポイントとなりました。

これは去年の6月を40ポイント上回っています。

企業からは「駆け込み需要で一時的に住宅着工率が上昇した」、「設備投資をして生産能力が向上した」といった声がありました。

一方、非製造業では売上高はマイナス5ポイントと去年の6月を16ポイント下回りました。