宮城県多賀城市で開かれている貴重な縄文土器などを集めた展覧会「世界遺産 縄文」の来場者が、15日に2万人を突破し、記念のセレモニーが行われました。

宮城県多賀城市の東北歴史博物館では、2万人の来場者となった仙台市の親子に、遮光器土偶がパッケージのようかんなどの記念品が手渡されました。

2万人目の来場者:
「もともと遮光器土偶がすごく好きで、子どもの頃からの縄文人好きです」

会場には、国宝や重要文化財を含む土偶や土器、装飾品など縄文時代の人々の生活や文化を今に伝えるおよそ420点が展示されています。

「世界遺産 縄文」展は、多賀城市の東北歴史博物館で9月15日まで開かれていて、16日は、縄文後期の埋葬文化などについての講演会が行われます。