SDGsの観点から今、「昆虫食」が注目されています。
こうした中、コオロギを使ったお酒が新たに誕生しました。どんな味なんでしょうか。

クラフトビールなどを製造・販売している宮崎市の「青空エール」。
こちらの店で22日から発売されたのが・・・

(下川祥子記者)
「これは・・・?」
(青空エール 前田康生オーナー)
「実は、こちらがコオロギのビールで」

新たに誕生したのがその名も「コオロギスタウト」。原料にコオロギを使った黒ビールです。

最近、昆虫食として話題のコオロギ。そのお味は・・・

(下川祥子記者)
「コオロギの粉末パウダーいただきます。香ばしいエビせんべいの味がします。癖になる味ですねおいしい」

「コオロギスタウト」はコオロギの粉末パウダーから抽出したエキスをビールを作る過程で使用して製造しています。
試行錯誤を重ねおよそ半年かけて開発したというビールを特別にいただきました。

(下川祥子記者)
「深みのあるコクと甘み、すっごい感じられます。めちゃくちゃ飲みやすい・飲みごたえも抜群ですね」

また、青空エールは、県産のかきを使ったスタウトビールも開発し、コオロギスタウトとともに22日からそれぞれ50本販売しています。

(青空エール 前田康生オーナー)
「クラフトビールは色んな材料を使って作ることができますので、コオロギはSDGSの意味合いを考えてもらうとか、クラフトビールの可能性というのを色々試しながら作っていきたい」

いま話題の昆虫食。
今後、どんな食品が誕生するのか注目されます。