5年越しの成人式です。
コロナ禍で成人式ができなかった世代のための「二十五歳のつどい」が14日、山口県下松市で開かれました。
松風太鼓の演奏とともに始まったのは、「下松市二十五歳のつどい~5年越しの夏祭り~」です。
ドレスや浴衣姿の120人が集まりました。
新型コロナの影響で成人式が中止となった世代に、思い出を作ってもらおうと企画されました。
代表あいさつ 橋本舜汰さん
「家庭をもった人、県外で就職した人、状況はさまざまですが、久しぶりに再会した友達の顔を見ると、自然とあの頃に戻ったような感じがするのは不思議なものです。そんなすてきなこの縁をいつまでも大切にしたいと思います」
恩師からのビデオメッセージの上映に、「国民宿舎大城」の宿泊補助券などが当たる抽せん会もあり、5年越しの再会を祝いました。
参加者
「せっかく予約してた振り袖とかも着られなかったので、今回こういう機会を作ってもらってありがたいです」
「中学校の友達とかは結構会えていない人も多かったので、懐かしい気持ちになってよかったです」
コロナ禍でできなかったこと、失われてしまった時間も多くあります。
しかし、仲間との絆はしっかりと続いています。